イッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下、イッツコム 本社:東京都渋谷区 社長:野本弘文)は、8月28日「イッツコム ドットネット」のメールサービスへ「25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)(以下、OP25B)」※1を導入し、7月に先行導入した「SPF方式による送信ドメイン認証」※2および「サブミッションポート(Port587)」※3と併せて、社会問題化する迷惑メールへの対策強化を実施いたします。 昨今、個人情報漏洩や詐欺の原因となるウイルスメールやフィッシングメールをはじめとした迷惑メールの多発は、社会問題として広く認知されるところとなっており、対策はプロバイダの急務となっております。また、この迷惑メールの大半は、プロバイダの管理するメールサーバを経由せずに送信され、ウイルスや外部からの不正アクセスによりユーザーのパソコンが意図せず迷惑メール送信元として利用される場合もあり、迷惑メールを防止するシステム構築など早急な対策がプロバイダに求められています。 この度イッツコムでは、ユーザーのメール送信に際した「OP25B」導入などのセキュリティ強化を通じ、迷惑メールを「イッツコム ドットネット」のネットワークより排出することを制御するのと同時に、ユーザーの意図しない迷惑メール送信に伴って流出する可能性のある個人情報の漏洩を未然に防ぐことで、より信頼性の高い通信環境を提供していきたいと考えています。 これまでイッツコムでは、「イッツコム ドットネット」を対象に5月にメール送受信時にデータを暗号化(SSL)するなどのセキュリティ強化、6月にはアンチ・ウイルスソフトのオンラインサービスの提供など、主に迷惑メールの受信を未然に防ぐユーザー保護対策に取組んできました。これに対し、今回の「OP25B」などの導入では、ユーザー自身が迷惑メールの送信元とならないような保護対策を実施するとともに、「イッツコム ドットネット」の外部のインターネット・ネットワークに迷惑メールを排出させないよう、プロバイダとしての責務を果していきたいと考えております。(なお、今回のサービス導入による費用のユーザー負担は、一切ございません。) 今後もイッツコムでは、ユーザーが安心して快適にブロードバンドインターネットを楽しんでいただくため、先進的な安全対策に積極的に取組んでまいります。 以 上 ※1 【25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)】
※2 【SPF方式による送信ドメイン認証】
※3 【サブミッションポート(Port587)】
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