イッツコムの今と昔は?挑戦を楽しむカルチャーとは?
キャリアのスタートはなぜカスタマー部門なのか?
イッツコム社員のキャラクターは?これからの野望は?…等々。
若手社員の素朴な疑問に、ベテラン社員が本音で答える!という座談会を通じて、
イッツコムの「ほんとう」を浮き彫りにしていきます。
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本多美花
MIKA HONDA
人事部門
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中村京介
KYOSUKE NAKAMURA
事業企画部門
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尾﨑尚吾
SHOGO OZAKI
営業部門
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茂木美帆
MIHO MOTEKI
カスタマーケア部門
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平野遼太
RYOTA HIRANO
営業部門
イッツコムの今と昔について。
- 茂木
- 入社された当時と現在とでは、事業やサービスの内容が大きく変わっていると思います。その移り変わりなど、教えていただけますでしょうか?
- 本多
- そうですね。振り返ると、想像をはるかに超える変遷を辿っています。私は事業開始の1987年に入社しました。社名も、東急ケーブルテレビジョン。開局当初、チャンネルもわずか30チャンネルでのスタートでしたが、「これから何か新しいことが始まる」というワクワク感で胸が満たされたことを今でもはっきりと覚えています。あれから30年。次々と新しいチャレンジが展開されてきたので、ワクワクドキドキ感は常にあったような気がします。
- 中村
- 私の入社は1996年。インターネットの一般への普及が始まる時期でした。当社においても準備が始まり、手探りで設備をつくり、約款をつくり、自ら設置工事の陣頭指揮もとるという日々。超多忙でしたが、「インターネットで世の中が変わる」そんな期待感や高揚感の中で、仕事と向き合ったことを覚えています。
- 尾﨑
- 私の入社は1998年。ケーブルインターネットサービスが本格化する年で、エリア拡大に向け、モデム増設チームが組まれ、その一員として奔走しました。加入申込も一気に増え、ピーク時には6ヶ月待ちという状態。捌くのに必死で、どう乗り越えたのか、当時の記憶がないくらいです(笑)。
- 平野
- 前例なきサービスなので、全てが手探りだったんですね。
- 中村
- そうです。答えがないので、やってみなければわからない。でも、未知なる挑戦を楽しむという空気が全社に浸透していて、一切悲壮感はなかったですね。挑戦を楽しむカルチャーは、今にも受け継がれています。
挑戦を楽しむカルチャーについて。
- 茂木
- はい。挑戦を楽しむカルチャーは大いに感じます。挑戦という意味で、もう一つ伺いたいのは、当社の業界での位置づけです。常に業界リーダーであり続け、チャレンジの先頭に立ってきたと聞いているのですが・・・。
- 本多
- そうですね。ケーブルテレビ事業の全国的な普及において大きな役割を果たしてきたと思います。当社がサービスモデルを確立して、それを広げるチャレンジを果敢に行ってきました。その姿勢は今も変わりません。
- 中村
- 私はかつて他局のケーブルテレビ局に出向して、当社のサービスノウハウを伝える役割を果たしました。
- 尾﨑
- 私も同様に「我々がこの業界を引っ張っていく」という想いで、他局のケーブルテレビ局に出向した経験があります。
- 平野
- 現在のイッツコムホームは、まさに先駆けで、暮らしのIoT化ついても当社がけん引役なんですね。
- 本多
- そうありたいと思っています。私たちの事業はエリアビジネスで、不毛な競争は起こりません。だからこそ、共存共栄が基本。これからもともに成長するためのチャレンジを続けていきます。
- 中村
- 現に全国の事業者からの視察も相次いでいます。ともに挑戦しよう!という士気も高まっています。暮らしのIoTの広がりは、今後一気に全国各地で加速すると思います。
- 尾﨑
- そうすれば、イッツコムホームの普及にも勢いがつくはず。当社が主導役となって、ケーブルテレビ局の提供するサービスがさらに進化する時代へ。そんな展開は、そう遠い未来のことではありません。
- 本多
- イッツコムはこれからも挑戦の連続で、絶えず大きく変わり、大きく進化していきます。
キャリアのスタートについて。
- 平野
- 入社後にまず、カスタマー部門からスタートするのはなぜですか?
- 本多
- 当社が何よりも大切にしているのが、お客さまお一人お一人だからです。カスタマー部門は、加入営業・コールセンター・訪問サポート・店舗スタッフなどから構成されており、お客さまと直接コミュニケーションができる環境の中で仕事をしています。お客さまが当社に何を求めていらっしゃるのか、それを知った上で働いていただきたいのです。
- 中村
- 私たちのビジネスの発想の原点は、お客さまの声です。だからまずはお客さまの声を聴く。何百人、何千人と向き合って、ニーズを肌で感じることが大切なのです。対話の中で得た情報を自分の中の引き出しに貯めていくこと。それがアイデアの源になって、後々に役立つのです。
- 尾﨑
- 新人にとってお客さまは皆、人生の大先輩です。経験の深みも知見の広さも凄く、日々のコミュニケーションそのものが勉強となります。そして、そんなお客さまを喜ばせるために私たちに何ができるか?というところから全てが始まるので、ここでの体験が極めて重要なのです。
- 平野
- なるほど。今の経験の一つひとつが、自分のこれからを切り拓くのですね。気を引き締め直して頑張りたいと思います。
- 茂木
- 私も今の話を肝に命じて頑張ります。ところでカスタマー部門を経験した後、ジョブローテーションでさまざまな仕事を経験するのはなぜですか?
- 本多
- お客さまとのかかわりの中で学んだことを活かして、次にビジネスの全体像を俯瞰する視点を持ってほしい!ジョブローテにはそんな狙いがあります。全ての部門が有機的につながって成り立つ事業なので、その辺も理解してほしいと思っています。
- 中村
- 最前線で「お客さまありき」の事業スタンスを身につければ、その後、どんな部署に行っても、顧客発想で考え、動けるようになります。
- 尾﨑
- そうですね。いろんな部署が、常に顧客第一の発想で営業の最前線を支えている…それを知るためにもジョブローテは必要ですね。
イッツコム社員のキャラクターについて。
- 茂木
- イッツコムで働く人にはどんなキャラクターが多いのでしょうか?
- 中村
- みんな個性的で、同じようなタイプはいないかもしれません。個性の集合体という印象です。共通するのは、旺盛なチャレンジ精神でしょうか。
- 尾﨑
- 特に2001年ごろから、常に新しいものを!絶えず動き続けよう!という文化が加速したように感じています。
- 本多
- ここ数年、研修制度や評価制度の見直しに力を入れたこともあって、自ら発想して、周りを巻き込んで、どんどんチャレンジしていく人が増えていると感じます。自ら望めばチャレンジの機会を与えられる風土が根づき、30代の管理職も次々と現れています。
- 尾﨑
- 若い社員たちも、熱量が多く、内に秘めた情熱や志を感じます。当社独自の挑戦魂のようなものが、そういった人材を惹きつけるのかもしれません。
- 中村
- 同感です。
- 平野
- 確かに。私も「いろいろなことに挑戦できるかも」そんな想いで飛び込みました。では、これからはどんな人を求めますか?
- 本多
- 新しい事業創造のためのプラットフォームは整いました。だからチャレンジスピリットに加えて、発想力や創造力に優れた才能の参画に期待したいと思っています。
- 中村
- あとはバイタリティ。自らプロジェクトを立ち上げ、それを力強くドライブしていけるパワフル人材が欲しいですね。
それぞれの野望について。
- 茂木
- みなさんには野望がありますか?キャリアをつまれた皆さんが何を思うのか…ぜひ教えていただきたいです。
- 本多
- 事業創造のプラットフォームが整った今、何でも仕掛けられると思っています。放送、情報通信、広告のみならず、現に電気も、通販も、そしてイッツコムホームという先進サービスも加わり、事業領域は一気に広がる勢いを見せ始めています。これからは全国へ、世界へ、という夢を追いかけます。
- 中村
- 今は、とにかく事業化チャンスが広がっています。そういう意味で、社内起業家を募って、新事業を次々と育てるという流れもありかも。
- 尾﨑
- もともと声を上げれば、チャレンジ機会を与えられる風土があるから、社内ベンチャーの奨励、ありですね。
- 本多
- そうですね。制度として整えることも必要かもしれませんね。
- 平野
- 実は温めているアイデアがあるので、私たち若手にもぜひ、起業チャンスをください。
- 茂木
- 私もカスタマーセンターにおいてお客さまから直接意見を聞いている中で、次々とアイデアが浮かびます。自ら具現化できる道があったら、ぜひトライしてみたいと思います。
- 尾﨑
- 私の想いとしては、まず自分たちが日本一のケーブルテレビ事業者になること。これを目指したい。ここ数年で利用者の純増数伸び率でNo.1になっているので、この勢いでサービスの幅も広げ、質も高めて、名実ともに1番になりたい。その上で、東急グループとともにグローバル展開を目指せたら、と思っています。
- 中村
- これからは、Experience Design(体験デザイン)の時代です。私たちがお客さまを感動させる体験デザインをもっともっと仕掛けていけば、イッツコムの存在価値も知名度も高まっていくはず。そこを目指したいですね。
- 茂木
- もっと大々的なCMを打ってもいいのでは?
- 尾﨑
- そう思ったなら、どんどん声を上げよう!それがイッツコムの文化だから。そのCMプランがユニークで優れたものなら、きっと実現できるから。
- 本多
- これからも若手を抜擢していきます。大きな権限、大きなミッションを、あなたたちに託して応援していこうと考えています。
- 茂木
- はい。ぜひ、チャレンジしたいと思います。本日はありがとうございました。改めてイッツコムの未来への可能性をリアルに感じることができました。
- 平野
- 私も今、自分の中でモチベーションの高まりを感じています。これからがますます楽しみになってきました。ありがとうございます。